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 小学校の通知表と、後年の通知表との関連ですが、小学校の通知表は、

中学、高校の通知表とどのように関わっているのでしょうか。

 

 小学校と後の学校との成績には正の相関関係があると、私は思います。 

特に中学の初期ではその関係は強いですが、これは簡単にかえることができます。事実

中学の3年間で人が変わったように成績のよくなった生徒さんや、その逆の生徒さんを

みてきました。

 

では何がこの違いを作るのでしょうか。

 

実は私は、ある基準を満たしていれば小学校の通知表は参考程度と考えています。

もしテストが70点以下ばかりでしたら、少し基礎学力をつけておかれたほうがよいかも

しれませんが、主に80点以上をとっておられるようでしたら、通知表うんぬんというより、むしろ学習に対する姿勢や意欲、自信がいかに育てられるかが後年の成績をより左右する、と考えています。

なぜなら

 

小学校の間は特に自ら勉強をしなくてもある程度の成績はとれます。

適応能力の高い子や器用な子に高い評価が与えられたりもしますが、中学、高校では

自己努力なしに良い成績をとることはできません。

 

適応能力の高さより、努力の量が成績を左右しますので、基礎学力がなければ後々苦労を

することになりますが、ある程度の学力があれば、◎が1つ増えた減った、数字がひとつ上がった下がったにこだわって子供を叱るより、学習する姿勢や自信、目的をつけさせてあげたほうが、後々の成績に良い結果を与えると、私は思います。

 

 

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