2022年峰高普通科合格生さんで、合格が「難しい」と考えられていた生徒さんが、どのような勉強で合格したか、について

わかる範囲で書いています。 よろしければ読んでください。

 

ここではAさんとしておきます。

 

★先ず、Aさんについてですが、中2の2学期に他塾様より転塾して、当塾では英語と数学を勉強していました。

  技能教科の1教科に「4」があり、主要教科の1教科に「2」があります。

  

   五ツ木模試を3回受け、判定は D、E、D でした。テスト会社の判定にはかなりの幅があり、D判定がでても

  合格をする生徒さんは相当数います。が、E判定はやはり厳しく感じられました。

       

   学校の復習テスト、京丹後市共通テストは 1,2回は70点台、80点台で、3回目はもう相当量の勉強を進めていましたので、

  その効果が表れたのか、復習テスト、市共通テスト共、念願の100点越え、110点超だったと思います

  

  オール3の内申は、峰高普通科受験には「ぎりぎり」で、入試では少なくとも3桁の得点がほしい、とおもいますが、

  安定して110点程度がとれるようになれば、可能性が感じられます。

 

  11月に「希望高調査」が発表され、峰高希望者が思いのほか多く倍率はかってなく厳しいものでした。この頃、Aさんの希望で授業を

  週5日に増やしました。

 

      遅い時間と空きのある中3クラスに入ってくれたため、誰にでもする入試の補習の一部として、特に余分な費用は頂きませんでした

  

  Aさんは、毎日休まず出席し、授業の前後に自習をし、古い過去問を持ち帰って家庭学習もしていましたので、入試までには10年間分の

  過去問を終え、直近5年間分は数回繰り返して解いていました。

 

  当然のことですが、どの教科も学習時間に比例して、同様に得点につながるわけではなく、Aさんの場合、

  数学は解ける問題が増え、得点もあがってきましたが、もともと不得意な英語の力がなかなかつきません。

  

  入試が近いため、点に結びつかない不得意教科の克服より、手っ取り早く得点に結びつく理科、社会で1点でも多くとるような勉強を

  勧めました。Aさんが英語で1点増やす学習量で、社会、理科なら4.5点あげられると思ったからです。

 

 「希望高調査」の倍率をみた上での、移動が発生するため、実際の倍率は少し平準になるものですが、この年の願書締め切り後の倍率は

  ほとんど変わらず、ここ5年で最も高かったです。

 

   入試では、いっしょに受けた友人が不合格になるなか、Aさんは120点の意外な高特点で合格しました

   おそらく学校の先生も友達も「難しい」と考えていたのではないかと思います。

 

  後日お礼に来られたお母さんから、「この塾に行っていて良かった。そうでなければだめだった」と言っていただきました。

 

 

 

★Aさんと同じような成績で峰高普通科を受験した塾生さんがもう一人います。 ここではBさんとしておきます。

 Bさんもオール「3」でしたが、一概に「3」といっても、数学等「4」に近い教科も幾つかありましたので、

 1年前の入試なら、そんなに心配する必要はなかったのですが、倍率が高かったため、本人もご家族も

 かなり不安は強かったようです。

 

 Bさんは二学期の終わり近くに「1対1」の授業にかわりました。他の生徒さんがみれませんので、少し授業料は高くしました。

 Aさん同様、授業の前後によく自習をしていました。 それまで80点台、90点台だった市共通テストが3回目で初めて3桁に届きました。

 入試は90点台でしたが、Bさんは合格をしました。「最低点で合格をした」と言っていました。

 

 

  ひかり塾には、峰高を志望する塾生さんがたくさんいます。峰高普通科は、偏差値では50前後、

 そんなに難しい学校ではありませんが、現在の京都府の高校入試制度では1高校不合格になると、事実上次の選択がほぼできなくなるため、

 少しの不安で、志望校を変える生徒さんがたくさんいます。

 

 前述の2人は、諦めず頑張ってよかったと思っているようですし、オール「3」前後の成績でも合格はしますが、

 ぎりぎりになって、不安から志望校を変えることにならないためには、やはり1年生から頑張って勉強をしておいた方が良いと思います。